今は非モテのきみたちへ、モテるようになったら約束して欲しいことby xin
まだ、何も教えていないにも関わらず、いきなり成功した後のことに触れるのもいささか可笑しい気がするが、先に伝えておきたいと思い日記にした。
もし、あなたがまだ少年のような女性に縁のない日々を送っているとしたら、大人になってからのことを想像して欲しい。
巷でいう非モテという生き物は正に小学4年生の少年である。
「ち○こ、うんこ」に、「ま○こ」と「セ○クス」程度の語彙が増え、月々のおこずかいの上限額増えぐらい。違いなんてそんなもんだ。
女の子とは話せないか、逆の反応で過度にイジってしまうか。
話せない男は自分をやさいしと勘違いし、イジる男は女の子と仲がいいと勘違いする。
年だけ重ねた少年の成れの果ては、同期よりやや遅い出世曲線を上り、飲み会でアルコールが入ると下ネタ連発して、女の子の冷たい目線に気づかず、陽気になってるあいつらだ。
こんなヤツらにはなってはいけない。
少年を脱出した先にはどういう未来がくるだろうか。
自分の実体験をベースに順を追って変化を伝えたい。
1、女性に固執しなくなる
なぜモテない少年たちは女性に『固執』してしまうのであろうか。
ひとは手に入らないものに固執し、普段手に入らなさそうなものが、手に入る直前に異常な執着を燃やす。まるでオークションのように。
時には単なる固執を『愛』や『好き』といったものと間違えてしまったりするのである。
異性との出会いとは日常の生活の中に突如現れ、今、手にしないともう二度と来ないようなものにも見える。自分が落とせるであろう範囲の可愛い女性は街中にいるのに、職場や学校の知り合いの範囲では滅多にいない。
わざわざ『落とせるであろう』範囲という妥協をいれているのに、である。
こういったターゲットと千載一遇のチャンスとなったとき『固執』してしまうのである。
しかし、モテるとわかるのである。
実際は自分が落とせる女性の範囲はもっと高いし、日常に出会いを待つのではなく、動くことで作り出せるものであると。
2、女性のご機嫌を取らなくなり、自己投資に時間を使うようになる
少年は家で愛しい女性を想い過ごす時間を美化し、どうやって告白するかということに長い時間を消費してしまう。
今度、職場で、バイト先で、サークルで、各々の接点で何を話し、仲良くなったと感じたら、食事に誘おう、と。
恋愛小説を書くならまだしも、そんな時間無駄である。
世の中シンプルで、時間をかけるほど理解がふかまるなんてのは妄想であるし、お互いの理解が深まらないと男女の中に慣れないなんて幻である。
モテるとこうなる。
出会いは量産され、複数の女性と同時進行で、且つ短いスパンで男女の中になり、理想の相手かどうかのトライアンドエラーを多くの回数試すことになる。
さらに、 モテるとわかるのである。
自分が魅力的になることが何よりも女性に喜ばれることであると。女性の自分に対する評価なんて会った瞬間に90%は評価がおわっている。
女性をどうこうすることばかり考えるよりか、自分をどう魅力的にするかの方が、数多くのトライアンドエラーの中ではいちばんこうりつてきな努力となる。
3、そして、女性がわからないモンスターになる
数多くの女性と、短期間でトライアンドエラーをする。
出会い、デートをし、自己紹介をし、セックスする。
これがとんでもないサイクルで繰り返される。
終いに『全く女性という存在』に固執しなくなってしまう。
そして、『固執』を愛と勘違いして生きてきたあなたは「愛」を見失ったかのような錯覚に陥る。
しかし、勘違いしないで欲しいのは『愛』≠『固執』と気づいただけであり、『愛』はなくなっていないということである。
2を経て、女性に固執しなくなった男性は時に、女性を自己肯定の道具として扱ったり、性欲のはけ口にしたりしてしまうのである。
固執しないことは、ぞんざいに扱うことではない。
常に対等な関係で、相手をもてなし心を持った『紳士』として女性に接して欲しいものである。
もし、あなたが脱少年(=脱非モテ)をした暁には、単なる『大人』に留まらず、「紳士」を目指して欲しい。